分かりやすいキャバ嬢
キャバ嬢には色々な営業法がありますが、中には全く先を読まない営業をするキャバ嬢がいます。
「先行投資」という言葉を知らない営業を行う為、客に腹の中を簡単に探られてしまい、その結果、客に切られる事が良くあります。
その一例をご紹介します。
これは、売上げ制の店のキャバ嬢に良くいます。
使う金額がいつも同じ客なら問題無いですが、使う金額がその都度違う客の場合、確実に指名替えの要因になります。
私が以前指名していたキャバ嬢の場合、1セットで帰った場合はメールすら来なかったのですが、1日で10万位使った日は帰ったら直ぐにお礼のメールが来ました。
逆に1セットで帰っても直ぐにお礼のメールが来る嬢もいましたが、やはりその嬢は人気がありました。
これは、メールをしなくても定期的に来てくれる楽な客だと思われた場合に良くあります。
私の友人が指名していた嬢がこのタイプでした。
その友人はいつも決まった曜日に通っていましたが、嬢から頻繁に来ていたメールが突然来なくなったときがありました。
友人は試しにいつも行っている曜日に行かないでみたところ、嬢から
「昨日はなんでこなかったの？」
というメールが来たそうです。
別に「○曜日に必ず店に行きます」という契約を交わした訳ではないのですから、このようなメールが来るのはおかしいのですが。
又、電話の着歴をみると丁度ラスト1時間前位は10分おきに嬢からの着信があったそうです。
（友人はその時間寝ていました。）
いつも行っている曜日に行かなかっただけで、店長も含めスタッフ全員に心配されたそうです。
それ以後、嬢からはちょくちょくメールが来るようになったそうです。
売上げにそれ程貢献しなくても、定期的に来る事が計算できる客は大きいようです。
これも良くいると思います。
普段こちらからメールしても返信すら来ないのに、「明日店に行きます」というメールには敏感に反応し、そのメールの後は矢のような色恋メールが来た事があります。
・いつも飲むドリンクの本数、注文するフードの数が決まっているキャバ嬢。
売上げ制の店や、ドリンクバック、フードバックのある店の嬢に良くいます。
ドリンク、フードの金額を計算するといつも同じ金額になるのです。
話が盛り上がり、ドリンクを飲むペースが緩む事もあるのですが、こちらが帰ろうとした瞬間に、怒涛のように飲み始め、結局いつもと同じ本数になるのです。
因みに指名客の席なら問題無いのですが、フリー客の席でも同じ事をするので、その嬢は指名がなかなか取れない状態でした。
・客が時計を気にし始めると突然密着してくるキャバ嬢
言うまでも無く延長させようという魂胆ですが、それまでの態度とガラリと変わるので、分かりやす過ぎて思わず笑ってしまいそうになります。
以上、この辺にしときますが、客によっては、分かりやすい嬢の方が泥沼に嵌る事が無いので良いという人もいます。
過去の経験から、腹の中が分からない嬢程、深みに嵌りやすくなりがちです。
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