キャバ嬢の知られざる真実とは。

キャバ嬢の色恋営業に嵌った客の末路Vo.1(後編)

キャバ嬢との店外デートをきっかけに、客は更に店に行く回数が増え、延長する時間も増えて行きました。

 

当然ですが、その客の出費はどんどんかさんでいき、生活が苦しい状態になってきました。

 

それでもその客はキャバクラに通い続けている毎日が続いていました。

 

そうしている内に嬢の誕生日が近づいて来ていました。

 

その客は当然ですが、キャバ嬢の誕生日を祝うのが初めての事であった為、どうして良いか分からず、インターネット等で色々調べていました。

 

先ずは、その客は誕生日にキャバ嬢に贈る花を探しに行きました。

 

キャバ嬢向けの花を扱っている店が最も多いと言われる某地域へ行き、ふらっと入った一件の花屋の女性店主にどの様な花を送れば良いか相談をしたら、お勧めの花を紹介してくれました。

 

客はその花を購入する事にし、誕生日当日に店に届けてもらうように手配しました。

 

余談ですが、その花屋は私も知っていますが、女性店主は、元キャバ嬢です。

 

後は、キャバ嬢に贈るプレゼントですが、その客はその時、既に、キャバ嬢と「付き合っている」と思い込んでいたところがあるので、本当に恋人にプレゼントを贈るつもりで選んでいました。

 

因みにその客が選んだのは結構高価なネックレスでした。

 

その客は誕生日当日に予約していたケーキを受け取り、店に向かいました。

 

店に入り、ケーキを店のボーイに渡し、案内された席に付きましたが、最初はヘルプの嬢が付きました。

 

そのキャバ嬢は結構な人気嬢であった為、指名が集中し、なかなかその客の席に付けない状態でした。

 

ようやく嬢が席に付くと、嬢は非常に喜びました。

 

客は、嬢にプレゼントを渡したところ、嬢は更に喜びました。

 

しばらく酒を飲みながら嬢と談笑していましたが、客はシャンパンを入れなければならないという強迫観念に駆られ、ボーイにシャンパンのメニューをもらいました。

 

しかし、その客はどのシャンパンを入れれば良いか分からず、嬢にどのシャンパンが良いか聞きました。

 

普通なら、嬢に直接どのシャンパンが良いかなんて怖くて聞けませんが、幸い、その嬢は一番安いシャンパンを選びました。

 

そういった嬢の振る舞いが更に客を惚れさせる要因となっていったのです。

 

その日は店に居たのは4時間程でしたが、客にとっては結構な金額に膨れ上がっていました。

 

嬢は、客の懐を心配し、チェックする事を促しましたが、嬢の気遣いと感じた客は素直にチェックに応じました。

 

嬢は、その日以降、その客が来る日は毎日プレゼントされたネックレスを付けていました。

 

客は更に嬢に対して本気になっていきましたが、貯金を切り崩して店に通っている状態であった為、通い続けている内に、貯金が底を尽きていました。

 

それでも、客は嬢に会い続けたい為に、ついにカードローンで借金してまで店に通うようになりました。

 

嬢は客が店に来る度、「最近よく来てくれるけど、お金大丈夫?無理しないでね。」と客に言っていましたが、それでも客の来店ペースは落ちることがありませんでした。

 

ある日、その客に、嬢から「体調を崩してしばらく入院する事になりました。お店にはしばらく出勤出来ません。」というメールが客に届きました。

 

客は心配になり、嬢に「大丈夫、入院費とか大変じゃない?僕に出来る事があれば何でも言って。」というメールを送りましたが、嬢からは、「大丈夫、心配しないで。」という返信が来ました。

 

しかし、客は何とか力になりたいという気持ちが強すぎ、一度は断られましたが、嬢の銀行口座を聞き、お金を送金するようになりました。

 

ここまで、嬢からは一切依頼が無いのに、客は嬢に貢ぎ続けていたというのがポイントです。

 

因みにその嬢は特に病気という訳では無く、客が嬢に対しての気持ちが強くなりすぎ、嬢が危険と判断し、入院した事にしただけの話です。

 

しばらく客と嬢はメールだけのやり取りの日々が続きましたが、ある日突然嬢からの返信が来なくなりました。

 

何度もメールをしても、それでも返信がありませんでした。

 

店にも問い合せてみましたが、色々と金銭的なトラブルが有り、大分前に辞めたとの答えが返って来ました。

 

客はその時、全ての事情を悟りました。

 

その客はその時既にかなりの借金を抱えた状態でありましたが、幸い致命的な状態では無く、任意整理で何とかなりそうな状況でした。

 

その客はそれ以降、キャバクラには一切行かなくなりました、と言いたいところですが、やはり、一度キャバクラに嵌った人はそう簡単に止められないようで、今では、格安キャバクラに月1回程度行くくらいですが、自分の予算範囲で楽しんでいるようです。

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