キャバ嬢の色恋営業に嵌った客の末路Vol.2(前編)
キャバ嬢の色恋営業に嵌るのは、キャバクラ初心者だけとは限りません。
キャバクラに何度も通った事があり、何度もキャバ嬢に騙された事のある客でも、「今回は大丈夫かもしれない」と勝手に思い込んでしまうのです。
こうなるともう、キャバクラは麻薬のようなものです。
とある客の例を書きます。
その客は、キャバ嬢に何度も色恋営業を掛けられては、本気でキャバ嬢に恋をしてしまい、キャバ嬢が面倒くさいと思った時に切られるといった事を繰り返して来ました。
それでも、本人は、色恋営業を掛けられているという意識は無いのが問題なのです。
こういう客は、キャバ嬢に切られた悲しみを別なキャバ嬢で癒してもらおうとする、最も危険な傾向にあります。
その客は丁度、以前指名していたキャバ嬢に突然連絡を絶たれ、その心の隙間を埋める為に、別なキャバ嬢を探していたところでした。
その頃、六本木に比較的リーズナブル(注:表向きです)でレベルの高い嬢も多いキャバクラがあると知り、そのキャバクラに先ずはフリーで行ってみる事にしました。
そのキャバクラは私も行った事がありますが、色々と要注意なキャバクラです。
セット料金だけ見るとリーズナブルですが、入ってみると色々とオプション付きです。
その客は店に入り、1人目のキャバ嬢が付きましたが、やはり噂通りルックス的にもレベルの高い嬢でした。
しかし、話術的にもその客の心の隙間を埋めるには至らなく、その客は指名はしませんでした。
特に問題のある嬢では無く、人気のある嬢でもあったのですが、この時点で、その客がかなりの重症であった事が伺えます。
その後、店側は色々と結構レベルの高い嬢を次々と付けたにも関わらず、その客は中々指名しませんでした。
実は、その店はセット料金はリーズナブルであるものの、延長に突入すると価格が跳ね上がります。
その客は店に入ってから、結構時間も経っており、かなりの金額になっていました。
その時、若干というよりは、かなり訛りの強いキャバ嬢が付きました。
その客は東北出身だったのですが、その嬢の訛りを聞いて、すぐに東北出身である事が分かりました。
その客と嬢は、色々と地元ネタで盛り上がってきたところで、嬢は客の誕生日が近いことを知り、客の誕生日の日に店外デートをしようと誘ってきました。
その後も、その嬢は客の肩にもたれ掛かったり、手を握ってきたりと、色恋営業系キャバ嬢お得意の手段を取ってきました。
その時点で店に入ってからかなりの時間が経ち、金額も膨らんできていたにも関わらず、その客は場内指名&延長する事を決めたのです。
実はその嬢は非常に浪費癖&ホストクラブ通いが目に余るレベルの嬢で、その事情を噂で聞いている他の客からは全く指名がない状態であったのですが、その事を知らない今回の客は指名してしまったのです。
ここからが悲劇の始まりというレベルでは無く、その客は長い間、嬢に苦しまされ続ける事になったのです。
続きは中編にてお話します。
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